2016年11月19日土曜日

「見守りサービス」?暖かい言葉の裏の営業地獄「見殺しサービス」?

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昨年夏より地方によっては試験的に実施されてきた「みまもりサービス」(下記画像参照)がいよいよ来年3月より本格的に始動するようだ

日本郵政がiPadで高齢者見守り 来年3月にも全国展開

■40億円投じ事業会社設立

チケットキャンプ
日本郵政グループの日本郵便は17日、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」を利用した高齢者向けの「みまもりサービス」を来年3月にも全国展開する方針を固めた。日本郵政やかんぽ生命保険など郵政グループ全体で約40億円を投資し、同サービスの事業子会社を立ち上げる。NTTドコモやセコムも出資を検討してい(産経新聞)
細かい内容についてはNHKのほうも詳しいhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20161118/k10010773311000.html

見守りと称した郵便局の営業活動だろう。
値段的には安めだろうが最初の「見守り」契約人数ノルマから郵便関連商品の売り込みで
また現場社員への圧力が予想される。
細かな事情はここには長くなるのであまり細かい部分は書きたくもないが、
格安スマホ・i.padなどのハードの売り込み、
指導自体はソフトの扱い会社からアドバイザーが来るだろうが契約件数のノルマがあるのは現場社員だろう。
何度も私以外の方も書いておられるが、年賀状営業のような形で詰められた郵便局員が
肉親にとっては心配な老いた親のところを訪れるのである。
それを考えただけでもお客様もげんなりするだろう。
直前予約なら、トクー!
万が一瑕疵がありそのために老親が不幸なことになった場合、
その責は指導した管理職ではなく現場社員に向かう事になるだろうし
当然、「見守りを怠ったために起きた事故・私の責任」みたいな総務の作文が朝礼で部長に読み上げられることだろう。
年の始めの人の心である「年賀状」
専門職でなくその他業務の片手間にしかも「押し売り営業」まで命令されて押しかける
郵便局員に何が温かい見守りができるのだろうか。
単なる声掛けの生存確認をするような制度は新聞専売所でもやっているだろうし、
ITに詳しい家族が居れば当然自分たちでそういうシステムは作っているだろう。
第一どういう形で営業していくのだろうか?
老人夫婦・単身居住者?故郷に老いた親を残している子供たち?
それで数を競わせるのか?
身内が近所にいる、または同居の社員に自爆させ、
ノルマ達成者を表彰するのだろうか?
赤字経営とはいえ「これが民間なんだから」の拝金主義者の本社とそれに従わざる得ない…
本来お年寄りを温かく励ます存在でありうるものがノルマに疲れ切った顔でお年寄りを訪問する。
「みごろしサービス」にならないことを切に望む。



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